こんにちは。FPオフィス ながのココカラ 栗原です。
ついに日銀がゼロ金利を解除しました。
住宅ローン金利が気になる方、預金金利アップが気になる方、株価為替が気になる方、 給与アップに期待する方 、様々いらっしゃるのではないでしょうか。
私自身もそれぞれに思うところはありますが、今日は改めて
銀行振込、送金手数料について、私の中ではかなりの今更感アリですがお話していきたいと思います。
いまだに手数料支払っている方、たかが数百円と思うなかれ。
手数料を負担するのは今日で終わりにしましょう!!
2023年11月定期預金金利が100倍に!ってどおなん
昨年定期預金金利が100倍になったというニュースがありました。
で?100倍はいいけどいくらよ。
0.002%が0.2%になりました。わーい!
って思ってる方どれくらいいるんでしょう。
バブリー世代は鼻で笑うでしょうし、それ以下の世代はそもそも当てにもしていないので眼中なしって方も多いのでは?
このニュースを喜んでる人に限って、休日ATMの現金引き出しや他行宛て振込で年に何回も手数料を払っている人が多い気がするのは偏見でしょうか(• •;)
ゼロ金利解除で、既に普通預金金利を0.02%(20倍)に上げた銀行もありますが。。
引出し、振込手数料負担でマイナス金利続行の方
これがいまだに結構いらっしゃるんですよね。
特に地方の場合は地銀の利用率が高いせいもあってか、疑問もなく利用されている方が多いです。
私の場合は20年以上前から複数のネット銀行を利用しているので、引出しはもちろんコンビニATMで24時間365日手数料無料ですし、滅多にないですが他行宛て振込みが必要な場合も無料なので、引出しや振込に手数料を払った記憶はほぼないです。
ついでに言えば金利も少し高めです。
上手にネット銀行を利用すれば即解決な話ですが、地方の中小企業にお勤めだと給与振込口座は会社指定の地銀、なんてことも多く、
なら給料日後ネット銀行に移せばいいんじゃない?といってもそれもなかなか面倒な話で。ということで引出しはともかく、たまの振込手数料負担はやむなしと考えている方も多いようです。
しかしこれではタンス預金以下ですよね。
いくら金利が20倍、100倍になりましたと言われてもマイナス金利続行ということになります。
法人への振込はネット銀行、個人への送金は「ことら送金」を利用しましょう
ネット銀行をメインバンクまたは主要銀行の一行として持っておけば、入出金や法人、個人宛て振込で手数料を支払う必要はなくなります。※各行条件等異なります。
こうした時のために持っていて損はないネット銀行です。
一方、個人間送金については別の手段もあります。
paypayや楽天pay、LINEpay等では手数料無料で簡単に個人間で送金が可能です。既に活用されている方も多いのではないでしょうか。
ちなみに当オフィスのお客さまの認知度はかなり低く、スマホ決済アプリの保有率自体は低くないものの、送金機能を知らない方、使ったことがない方がほとんどです。
とても便利なpay系送金ですが、同じアプリを持っていないと使えなかったり、そもそも現金化ができないため、「現金」として送金する必要がある場合は選択肢から外れることになります。
そこで、もう一つ使える手段が「ことら送金」です。
ことら送金であれば、10万円までの少額送金が可能です。もちろん無料です(金融機関によりますがほぼ無料のはずです)。
ただし、法人宛て送金はできませんのでご注意ください。
また、ことら送金に加盟していない金融機関では使用できません。
詳しくはHPでご確認ください。
「もし初めて聞いた」、「聞いたことあるけど使ったことない」という方、いまだに振込手数料負担している方はぜひこれを機に使ってみてくださいね。
本日は以上です!