FPオフィス ながのココカラ 栗原です。
みなさんふるさと納税は活用されていますか?
テレビなどで盛り上がっているのは決まって11月から12月頃ですよね。
当オフィスでも、ふるさと納税の質問やふるさと納税をテーマにしたセミナーの依頼が多くなるのもやはりこの時期です。
みなさんの中にも、昨年末にまとめて済ませたという方が多いのではないでしょうか。
ですが、上手に活用している人は年間を通して計画的に寄付しているのです。
年末にバタバタと追われるように寄付してミスしていては元も子もないですし、いくら「お得」とはいえ出費がかさむ年末にまとまった出費が追加されるのもなんだかなあ、ですよね。
今年こそは計画的に進めていきましょう。
さて、ふるさと納税で面倒なのが確定申告ですね。
年末に寄付を済ませても、
「給与所得者等で寄付先が5自治体以内の方※」以外は確定申告をしないと税控除が受けられません。※ワンストップ特例制度
また、ワンストップ特例制度の申請期限に間に合わなかった方や、マイホームを取得した方(最初の年は住宅ローン控除申請のため確定申告が必要になります)も確定申告での申請が必要になります。
これまでは確定申告を行う際に、自治体が発行する寄付ごとの証明書(寄付金受領書)の添付が必要でしたので、複数の自治体に寄付をした場合は複数枚添付する手間がありました。
2021年分の確定申告からは、この手続きが簡素化されます。
前述の各自治体の寄付金受領書に代えて、特定事業者が発行する年間寄付額を記載した「寄付金控除に関する証明書」を添付できることになります。
自分が利用した事業者が特定事業者かどうかは、国税庁のホームページでも確認可能です。
ふるさと納税の申込みができる有名どころのポータルサイトであれば特定事業者に指定されていると思いますので、こちらを活用すれば多少作業が楽になるのではないでしょうか。